「独立開業の決心がつきました」ある柔道整復師よりのメール
私は大阪でこの春に治療院を開業させて頂く35歳の柔整師、○○と申します。
3年前に鹿島田先生のSPATに出会い、DVDと書籍を購入させて頂き日々の治療に導入させて頂き、自分でも驚く程の成果を出せています。他院で見放された患者様が私の施術で回復される姿は本当に医療人になってよかったと思える瞬間です。
SPATと出会えなければ、恐らくまだ独立開業の決心はついていなかったと思います。
まだまだ未熟ですが、繰り返し本を読み、少しでも橋本医療哲学の根本原則を理解する様努力してまいります。
開業しても全面にSPATをアピールして頑張って一人でも多くの方を救える医療人になるように邁進してまいります。
一度、御礼を申し上げたく突然、ご連絡させて頂きました。
「ウインタースポーツトレーナーからのメール」スポーツトレーナーT先生
(2009年)3月3日に無事に帰国しました。
腰痛、股関節痛で成績が出せず苦しんでいたある選手も勧められた抗酸化食品とカルシウムを摂取し国際大会最終戦でなんとか上位に入り結果を残しました。その前の2戦では、小さいレースでは有りますが2連勝することができました。これも先生のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
短い間でしたが選手と2ヶ月あまり一緒に過ごし、選手の体を触る仕事を通じてSPATの有用性を再認識いたしました。今後とも技術をより磨き、患者さんの為にお返ししたいと思います。これからもご指導の程よろしくお願いします。
「こんな場面でSPATが役立ちました」 スポーツトレーナー Y先生
これまで色々な場面でSPATを活用してきましたが、その中から、いくつかの事例をご紹介します。
アスリートのトレーニング指導中のことです。スクワットの後で、腹筋運動を始めたところ腰に違和感を訴えたので、トレーニングを一時中止してSPATの骨盤調整を行いました。2分程度でしたが、違和感が完全に消失し、トレーニングをすぐに再開することができました。短時間テクニックであるため、このような場面では大変助かりま
す。あっという間の出来事でしたので、違和感を訴えたクライアントからはとても驚かれました。
伏臥位姿勢で片側半身に身体の重みがかかっていることから、身体のアンバランスに不安を感じ、バランスをみてほしいという水泳愛好者(女性)がいました。チェックしてみると特に回旋系のアンバランスが強いことがわかりました。SPATでバランスが回復し、快適さを感じたクライアントはプールへ直行。試し泳ぎの直後「信じられない」という表情で満面の笑みを浮かべ「こんなに身体が軽いなんて!」と驚かれました。ご本人にとってみては、大変な感動体験だったようです。
短時間のSPATで慢性の腰痛や首痛が消失した例は枚挙に暇がありません。違和感を抱えたままスポーツやフィットネスを行うことでアンバランスが強調される可能性がありますので、事前にSPATでバランスを整えることは大変有効です。
一方で、ヘビートレーニング後のクライアントにSPATを行なったときのことです。この時は特に気持ちよさを引き出すことに注意しながらSPATを行ったのですが、あっという間に全身がほぐれてしまいまし
た。20〜30分のストレッチよりも3分のSPATの方がほぐし効果が高かったことにクライアントはもちろんのこ
と、私自身も驚いてしまいました。
「こだわり」 指圧治療院院長 K先生
先日、某ホテルの料理長が来院しました。その料理長がいうには「料理には必ずこだわりがあります。こだわりがなければ自分の料理ではありません」とのことでした。これと同様に、治療にもこだわりがなければ自分の治療ではないといえそうです。
自分の治療では「初診はもとより、再診でも全身を診る」ということにこだわっています。でも限られた時間内で行うのは大変でした。しかし、SPATのおかげで施術時間が短いにもかかわらず、毎回初診と同様に全身を診るのが可能となりました。症状の軽減、消失が確実に、即座に得られます。だいぶ手慣れてきましたが、これからもっと手際よくできるように努力しようと思っています。
「外転神経麻痺へのSPAT著効症例」 鍼灸接骨院院長 K先生
患者さんは78才男性。箱根の別荘の庭を手入れしていた時に、右側から風が吹いていて耳が冷たいなと感じていた。その直後に何となく調子が悪くなり、部屋で休んでいるときに時計が二重に見えることに気づいた。そのまま自宅に帰り、眼科を受診したところ「右外転神経麻痺」の診断であった。眼科でVB12の服用と経過観察を4ヶ月したが、全く改善せず当院に来院した。右眼の外転だけが傷害されており、上転・下転・内転・輻輳・対光反射などは正常で、視野のほぼ正中から右側だけが複視になってしまうようだった。
最初私は「4ヶ月も経って改善がみられない症状なので、時間がかかりそうです。神経は圧迫や酸素不足に弱い組織なので、首から上を沢山血が巡ってくれるような治療を地道に続けると良いと思います」と説明し、患者さんも賛成してくれました。頚部、右眼周辺の経穴を中心に鍼灸治療と頚部のマッサージを週に2回で3週行いました。しかし、施術後多少眼球の動きが良くなるものの、次の来院時には元に戻ってしまい、経過はあまりよくありませんでした。
私は患者さんが自分の正面の正常な視野を確保するために、無意識に体全体と頚部をやや右に回旋して、右眼を内転位に保つ代償を行っていることに気づき「どうやら体の歪みが神経が治ろうとする力を邪魔しているようで
す。歪みをとる治療を足してみましょう」と説明しました。それ以降通常の治療が終わってから、SPAT胸椎編と頚椎編を行いました。すると2回目のSPATの次の日から右眼の外転域が大幅に拡がりはじめ、8回目の治療後には完全な外転が可能になり、代償もしなくなりました。しかし、5ヶ月間も右半分視野で両 眼の同調が行われなかったためか、複視は残存していました。
その後も地道に治療を続け、15回目の治療後には複視が完全に無くなり「車の運転以外では不自由を感じなくなった。大変に満足しているし、眼科の先生も驚いていた」とご満悦で私にとっても興味深い症例となりました。
「困ったときのSPAT」 鍼灸指圧治療院院長 M先生
鹿島田医師がSPATを書籍やDVDの中で解説しているように動診をしてすぐに心地よい動きを探しだして心地良い操体法をしてその後矯正をすればよいのです。しかし、私の長年の治療法は指圧治療が主でしたので全体治療の後に何か症状が残っているときにSPATを使用していました。
先日も少し気難しい患者さんが腰痛で来院し、指圧と鍼をしてもらいたいとのことで指圧に続いて鍼をしました。 一生懸命治療しましたが、腰痛が改善しません。「先生腰が痛いよ。何とかしてよと」ときつ〜い一言。自分で動くことが好きではない患者さんです。!!
気難しい患者さんなので治せませんとは言えません、さて困ったな!ここで覚悟を決めて「では私の言うとおりにご協力お願いします」とお話ししました。患者さんは身体の前屈が痛く困難なので膝関節後面(膝窩)の圧痛硬結を確認し、骨盤前後屈のSPATを左右行なったところ腰痛に奏効し「先生良くなったよ」といわれて一安心で
す。(先にSPATしておけばよかったと猛反省!)
もっと早くSPATを施術しておけばよかったのですがなかなか今までの治療法の順番があって変えづらく決断が遅くなります。これが問題です。早めのSPAT、困らないうちにSPATと変えて行きたいものです。
差別化の強力な武器SPAT」 鍼灸指圧治療院院長 H先生
整骨院を開業して10年になりますが、開業当時は患者さんの数も多く治療室内だけでなく待合室もいっぱいになるほどでした。しかし、治療室の周りに1軒、2軒……10軒と同業者が増えると共に、患者さんの数も減り始めました。何とかしなくてはと色々講習会にも参加しましたが、どれもぴんとくるものが有りません……。そんな中、本屋さんでSPATの本を見つけ、これはいけると思いDVDも購入。繰り返し読んで・観てからSPATの講習会に参加しました。
治療室が沢山ある地区では、まず一度の来院(初診の段階)で患者さんの心を自分のもとへ惹きつける事が必要です。それには治療の前後であきらかに「変わった、良くなった」と実感して帰って貰うのと同時に、現在も私の治療を信頼し来院して下さる患者さんにも今やっている治療法・治療体系を変えずに、新しい治療を取り入れる事が必要でした。そんな中SPATは私のニーズにぴったり合っていたのです。
現在、SPATを取り入れて良かった事は、口コミで来る患者さんが増えてきた事です。これからも増えつつある同業者、厳しくなるであろうこの業界で巻き返しをはかるためにも、SPATを我が治療院の強力な武器として使っていきたいと考えています。
Update 2013.5.12